どうも、入澤です。
今回は自分が留学しているトロント大学がどんなところか紹介したいと思います。
トロント大学は全体で8万人以上の学生が通うカナダ最大の総合大学です。その中で大学院生は1万5千人、留学生は1万2千人以上います。研究機関を含め18学部からなり、トロント市内に3つのキャンパスを持っています。キャンパスには3つのラジオ局、7つのアートギャラリー、そして17の小劇場があるとか。今までに輩出したノーベル賞受賞者は10人に上ります。
トロント大学は本当に巨大な大学でここに来てから一ヶ月になりますが、まだまだ全貌がつかめません。私がいるセントジョージキャンパスはトロントの中心に位置しており、街に溶け込んでいるという印象を受けます。日本の大学と違い、「ここからここが大学」という明確な境界がなく、普通に道路も走っています。トロントの真ん中になんとなく大きくトロント大学ゾーンが広がっているという印象です。日本に来る前に会ったトロント出身の女性はトロントの敷地の5分の1はトロント大学だと言っていましたが、なんだか納得できる気がしました。
こちらは大学の地図。
だいたいここら辺一体の建物はトロント大学の建物です。そしてこの地図から少し離れたところにも建物があったりするので、実際の大きさはまだよくわかりません。
歴史と伝統を感じることができる古く美しい建物から、最新の建築物までが並ぶ通りは歩くだけでなんだかワクワクしてしまいます。
教会のような建物。
こちらはMBAの建物。中もとてもカッコいいです。さすがお金持ってるな。。
教会のように見える手前の建物は学生会館のようなもの。奥にはトロントの高層ビルが見えます。
こちらは理工学部?みたいなところ。
お家のような建物もたくさんあります。それらも大学のなんらかのサービスを提供する建物です。
トロント大学の敷地には緑が多く、少し散歩するだけで勉強の疲れも癒してくれるように感じます。セントジョージキャンパスの中心にはクイーンズパークという公園があり、学生だけでなく、市民の憩いの場になっています。
よくここで本を読んでいます。
お気に入りの場所。
図書館前の通り。
クイーンズパーク。週末はここの周りを走っています。
ここは僕が住んでいる大学院生用の寮です。現代的な建築で見た目はかっこいいのですが、中はかなり簡素なつくりになっています。学生の部屋には共用のキッチン、トイレ二つ、シャワーがあり、それぞれの学生の部屋が4つあります。最初は予想以上に他のルームメイトとコミュニケーションがなかったりと戸惑うこともありましたが、かなり慣れて来ました。大学の一番大きな図書館からも歩いて3分、目の前にはジム、銀行、コンビニがあるという好立地はかなり魅力的です。
さて、ここが一番大きなロバーツライブラリー。トロント大学には他にも43カ所に図書館があるそうです。僕がいつも勉強する時に使っているこのロバーツライブラリーですが、地下2階地上14階建ての建物で近くからは大きすぐてよく分からない!というような状態になります。
近くから。
遠くから。
学生に提供されている勉強スペースは5000席ほど。どの席にも電源が近くにあり、机は大きく広々と使うことが出来ます。
こちらの集団は大学にある寮に住んでいる学生の集団です。
イギリスの寮制度を取り入れているため、自分たちの寮への帰属意識が強いようです。同じ格好をして練り歩いているのは、オリエンテーションの時期の伝統で、この時期に特徴的な光景のようです。この集団はこの後、車道を挟んで向かい側を通りの向こうから歩いてきた他の寮の集団と鉢合わせになり、車道を挟んで向かい合って、お互いの寮の名前を叫び合っていました。事情を知らなかった僕からは大人気ない花一匁にしか見えませんでしたが。
こちらはブックストアです。大学の生協のようなものですが、とても大きく、本だけでなく衣服や文房具、デジタル機器など様々なものを売っています。
まだこちらに来てから時間がたっていませんが、父が昔「大学には一つの都市だと思え」と言っていたことを思い出しています。本当にトロント大学は一つの都市であり、注意して歩けば面白いものをこれからドンドン見つけられそうです。面白い出来事、人に出会えるような歩き方を身につけないといけませんね。
さて、まだまだ紹介しようと思えばたくさん出来そうなのですが、きりがないので今日はこの辺で。
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