どうもお久しぶりです、入澤です。
幾度目かの挫折の末、また立ち上がりました。もはや「次こそは定期的に投稿するぞ」的な安い決意表明なんてしません。ただ「出来る範囲で頑張ります」と言うに留めます。
出来る範囲で頑張ります。
さて、久しぶりの投稿なので近況報告を。
先学期の2つの授業を無事にこなし、卒業まで残りの授業は1つとなりました。右も左もわからないままトロントに突っ込んだのがもう2年近く前だなんてちょっと信じられません。ありきたりな表現ですが、この2年でとても大切なことをたくさん学んだ気がします。自分の世界観を揺さぶり人生を変えるような学びの連続でした。自分の研究の方向性がバシッと定まって進む方向が明確になったのも良かったですが、何よりも社会正義のために生きる多くの人との出会いが財産になりました。彼らのマインドセットが落としこまれたことに何よりの価値があります。
最後の授業はAnti-Oppression Education in School Settingsという授業です。Anti-Oppressionとは日本語にすると「反抑圧」。つまり、日常的かつ構造的な差別の問題をどう捉え、どう変革していくかということを勉強していきます。反抑圧的実践は海外のソーシャルワークの世界で重要性が指摘され近年注目されていますが、それは教育の世界でも同じ。OISEの教師教育プログラムにも反抑圧的実践を学ぶ授業があり、去年から聴講したりしていました。反抑圧的実践は今まで勉強していたクリティカル・ペダゴジーとも関係しており、理解を深めたかった領域です。有終の美を飾るべく頑張ります。
あと、最近はトロントの街をうろつきBlack Lives MatterをはじめとしたSocial Movementの現場や面白いプログラムを提供するコミュニティ・センターに顔を出したりしています。トロントで研究していた恩師の先生が帰国間際で色々と見えてくると仰っていたのですが、なんだかその通りになってきました。自分の興味を引く色々なことが見えてきて楽しいです。残りの期間でなるべく多くの場所に顔を出したいところ。
今日はリハビリなのでここまで。では!
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