2016年1月28日木曜日

"It's Elementary talking about gay issues in school" 小学校からのLGBTQ理解

どうも、入澤です。
課題に追われていますが僕は元気です。

さて、今日は動画の紹介です。
動画のタイトルは"It's Elementary: talking about gay issues in school"です。このタイトルには学校でLGBTQについて取り上げるなんて基本、当然だよ!という意味と小学校から始めようよ!という意味の二つが込められていると思われます。昨年のCritical Pedagogy and Feminist Pedagogiesの授業中に見た動画です。動画はpart1からpart5まであり、最初の4つは10分ほど。最後だけ2分ぐらいです。英語ですが、だいたい見ていたら何やっているかは伝わると思います。

- part 1-

- part 2-

- part 3-

- part 4-

- part 5-

さて、いかがだったでしょうか?子どもたちが低学年の間からLGBTQのことについて授業で取り上げていましたね。子どもたちが小さな時からメディアを通じて偏見を学んでいってしまっていることがわかります。校長先生が率先して学校の中でゲイやレズビアンの両親がいる家庭の写真展を開いているところもありました。大人達の議論のシーンもありましたね。

個人的には「片足でサッカーをするって想像してみてごらん?」と語っている先生が印象に残っています。「足を片方隠しながらサッカーをするっていうのは確かに出来る、でもとても多くのエネルギーを使うよね。」という彼の語りから子どもたちは大切なことを学んだのではないでしょうか。

クラスメイトのレズビアンの女性で、日本に長年住んでいたという人がいるのですが、「あなた女性専用車両に乗ってしまったって想像してみなさいよ。通勤快速だから新宿まであと10分以上止まらないの。でも満員で身動きできない。新宿に着いたらすごい勢いで降りるでしょ?そうやってみんなドロップアウトするのよ。」と言われたことがあります。学校を安全な環境にし、LGBTQの子どもたちが感じる心理的な負担を少しでも減らすことが真の平等につながります。

見て頂いたらわかりますがこの動画かなり古いもので、1990年代の終わり頃のものだそうです。この頃にはまだLGBTQみたいな名称はポピュラーじゃなかったのかもしませんね。だからタイトルがgay issuesとなっているのかも。さて、2016年の日本の学校はどうでしょうか?別に海外の教育をユートピアとして描くことはしません。そんなもんないし。でも、そろそろ本気で自分たちがどんな位置にいるのかを振り返り、動き出したいですね。

ではでは、勉強に戻ります。


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